皆さん、こんにちは。
takaです。
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また、上級国民が事件を起こしましたね。
正確には、上級国民のご子息ですが。笑
いろいろな方がまとめていたり、意見を書いていますね。
その中で、僕が気になったのが、亡くなった女性の死因の
「誤嚥性肺炎」です。
そこに関してまとめていこうと思います。
結論から言いますと、
- 誤嚥性肺炎で亡くなるの高齢者が多く、長期の経過のことが多い
- アルコール関連であれば、急性アルコール中毒や窒息が一般的
誤嚥性肺炎とは
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誤嚥性肺炎とは唾液や食べ物が誤って肺に入ったことによる肺炎です。
若い人でも起こらないわけではないですが、一般的には高齢者で起こることがほとんどです。
更には、寝たきりの人が多いです。
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死因の決め方
- 予想以上に適当
- わからなければ急性心不全
死因の決め方はみなさんが考えている以上に適当です。
もともと持病があり、病院にかかりつけで、
明らかにその病気が原因で亡くなっている場合には死因はその病気となります。
しかしながら、死因がはっきりしないことも多々あります。
事件性がない突然死の場合には、厳密には死因がはっきりしないことがほとんどです。
遺族の方もほとんど解剖を望みませんので、原因検索の手段も限られます。
そのため、原因の検索をするとしてもCT検査(画像検査)までです。
脳出血、大動脈解離などはCT検査でわかりやすい原因としてあげられます。
一方で心筋梗塞はCTではわかりません。
また、心臓マッサージを行った場合には骨や肺はボロボロとなり診断の妨げとなります。
(心臓マッサージをするなというわけではありません)
死因がはっきりしない、そんな場合には「急性心不全」となることが多いです。
今回の事件では
誤嚥性肺炎が死因となるような場合には、肺炎を繰り返し、
段々と効く抗生剤がなくなり、炎症も強くなり、
体力もなくなり、亡くなります。
かんたんに言えば、誤嚥性肺炎は高齢者で長期の経過となります。
今回の事件の場合には、テキーラをボトルで呑んだあとに、
亡くなったようです。
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元気な若い方で、一晩肺炎を放っておいたくらいでは、ほぼ人はなくなりません。
ですので、医師からしてみると、病名に違和感があります。
多量の飲酒で急に亡くなる場合には、急性アルコール中毒や
窒息(嘔吐による)の方が一般的です。
ただでさえ、見えない力が働いて、テレビでは報道されていないため、
医療機関にも見えない力が働いたのかなと憶測が膨らみます。
酔いつぶれた人を介抱せず、放置し、嘔吐、窒息、死亡となってしまったのかな。
放置した人に責任が及ぶのを防ぐために忖度したのかなとも推測できます。
でも、診断した医師が本当に何も考えていなく、
適当につけただけの可能性も否定できません。
医師として、死因に非常に違和感があったので、
そこに関して、まとめてみました。
おまけ
死亡診断書は、空欄には線を引いて、書き足しができないようにします。
それを忘れていると、
先輩から聞いた話では、遺族が勝手にじん肺と追加で記載し、
国からお金をもらおうとした事件もあったようです。
今日もありがとうございました。
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